お久しぶりです!
長らく消息が途絶えてしまっていたのですが、実は昨年、子どもを授かりました。
妊娠中は見事につわりにやられ、産後は怒涛の子育てフェーズに突入し、しばらく資産運用のメンテナンスをお休みしていた次第です。
というか、毎日てんやわんやであらゆることに手が回ってません。この記事も書き始めてから投稿まで、3か月くらいかかっています…
赤子一人に完全に振り回されている我が家です。
気づけば円安株高、メジャー通貨ペアは値動きが小さく、トラリピ的には超逆境の事態になっていて、笑うしかありません。はっはっは。つらい!
特に起死回生の一手を考えているわけでもなく、それを考える余裕もないのですが、生存報告を兼ねて私たちの近況・口座状況を書き綴っていきます。
突然の妊娠発覚、突然のメンテ不能フェーズ
メンテナンスが止まった二大原因~体調不良と多忙すぎるサラリーマン業~
「トラリピって、放っておいても大丈夫な運用でしょ?」
そう思っていた時期が、私にもありました。そして同時に、
「まぁなんだかんだいって、そんなに放置することってないでしょ!」
とも思っていました。
しかし2023年春、その読みは見事に裏切られました。
まさかの妊娠発覚によって。
妊娠発覚に伴う年の差夫婦ならではの驚きは諸々あったのですが、そのあたりのドラマは割愛するとして、何より想定外だったのは資産運用のメンテナンスに全く手が付かなくなってしまったこと。
その要因をざっくりまとめるとこんな感じです。
- 妊娠による凄まじい体調不良
- 初期から臨月まで骨盤が痛すぎて常に亀移動(作業デスクまで動く気力が出ない)
- 頭痛とめまいがやばい
- 好きに飲み食いできないので元気が出ない
- トドメにスマホ/PCの画面酔い
- 産休直前、会社から降り注がれる業務の激化
- なぜか新規業務が追加される
- なぜか出張が増える
- 週末もイベント対応で駆り出される
- なんで深夜も会議に参加しているんだろうか(相手が海外だからです)
- なんかもう、休む暇がない
つわりもつらかったのですが、妊娠発覚のタイミングで業務が激化したのが想定外でした。
とはいえ、つわりが無くてもプライベートの時間がほぼ取れない忙しさだったので、「なんだかんだで資産運用を放置することはない」という私の見込みは完全に外れていた感じですね…。
体力限界を超える負荷がかかり続けると、お金のことはあっさり頭から飛んでいくんだなって。新しい発見でした。
あ、これだけ書くと産休前の人間を使い倒すブラック企業にも見えますが、日頃は超絶ホワイト企業のホワイト上司です。
なので私も業務を引き受けた…というのと、休んでいてもひたすらつわりで苦しむだけなので、仕事が忙しい方が良い気晴らしにはなりました。
運用を放置してみて~よかった点をあえて挙げてみる~
これは相場状況にも大きく左右されるところですが、トラリピにとって逆境の相場で放置することのメリットをあえて考えてみました。
- 含み損が気にならない
- マイナススワップも気にならない
- 無駄にあがいて損失を生み出すことがない
- 気持ちが穏やか
こうして書き出してみると、「裏を返せば、それって…」といったものばかりですね。
相場次第では穏やかに退場させられる可能性を考えると、そこまで素晴らしいメリットではない気が……当たり前か。
これらをメリットとして受け止めるには、やはり充分な余裕資金を含むリスク管理が重要という当然の結論になりました。
2023年の運用成績~マイナススワップはいくらだったのか?~
ブログ用に年末の口座情報をスクショしておこうと思っていたのですが、完全に忘れていたので確定申告用に取った期間損益報告書を張っておきます。
はい、どーん!
年末時点で溜まっていたマイナススワップをすべて吐き出し、スワップだけで合計約700万円のマイナスを食らいました。
とはいえ、正直、マイナススワップを全額振り替えたら合計損益はゼロかマイナスだろうな~と思っていたので、70万円もプラスで残ったのは予想外でした。
本当は通貨ペア別の実績を見たいところですが、そこまで手が回らないので割愛です。
2024年5月現在の口座状況
こちらも、どーん!
当然のようにユロ円(とそのスワップ)がすごいことになっているほか、昨年末にマイナススワップを吐き出したせいで預託証拠金が若干減っています。
あと、円安に対するヘッジとして最近(といっても先週から…)少しだけドル円を買い始めました。
今更感が満載ですが、それでもまだ円高には傾かなさそうなので、スワップ+αくらいは稼げたらなと…
2024年5月時点のトラリピ設定
ざっくりこんな感じです。
通貨ペア | 売買 | レンジ | 合計注文数(万) |
---|---|---|---|
USD/JPY | 買 | 150.00 ~ 160.00 | 30 |
EUR/JPY | 売 | 124.00 ~ 150.00 | 118.6 |
EUR/GBP | 売 | 0.8500 ~ 0.9500 | 33 |
AUD/NZD | 売 | 1.0800 ~ 1.1000 | 30 |
AUD/NZD | 買 | 1.0600 ~ 1.0900 | 50 |
USD/CAD | 売 | 1.3000 ~ 1.4000 | 44 |
AUD/USD | 買 | 0.5000 ~ 0.7000 | 50.6 |
昨年からの主な変更としては、①USD/JPYの追加、②AUD/NZDの縮小の2点です。
①については、アメリカの利下げが他国よりも遅くなりそうな見込みであることと、ドル売りの仕掛けを2種類稼働させていることに対するヘッジです。
「今更ドル買い(円売り)かーーい!」という気持ち、めっちゃあります。
とはいえ、去年は私が動けなかったのでどうしようもなく、今年の先行きもよくわからないので、今からでも取れるものを取っておこうと思います。
ま、端的に言えば、その程度の悪あがきしかできない状況ということで。
②については、AUD/NZDがぜーんぜん動いてくれないので、レンジを狭めました。
撤退準備とかではないです。
なお、これらの変更に伴い、必要資金にも変更が生じているのですが、①はEUR/JPYの裏で稼働させ、②は予算削減方向の変更なので、資金の再計算はしていません(手が回ってない)。
ぶっちゃけ、今年はどの程度稼いでいるのよ
おそらく皆さま、それが気になるポイントかなと。
というわけで、ハイ!
資産推移グラフでございます~
厳しいですねー。
相場の動きが少ないせいで、新規・決済ともに成立ゼロの日も割とよくあります。
2024年に入ってからは、毎月およそ15~20万円程度を稼ぎ、80万円前後のマイナススワップを積み重ねている感じです。
今後の対応…というほどでもないですが
現在稼働中のどの設定も、始めた当初は、
「支払いスワップはそんなにないから大丈夫!」
「先進国同士の金利差はそこまで大きく変わらないでしょ!」
「放置してても、耐え続ければいつかプラスになる! それがトラリピ!!」
そう信じていました。
そう信じていたんです。
しかし、今回の荒波でそうとは限らない状況に直面しています。
動かない or 設定と逆方向にしか進まない相場で支払いスワップが降り積もるのは、さすがにキツい。
とはいえ、私の設定ではユロ円は規模が大きすぎて今すぐの撤退・戦略変更は現実的ではないため、しばらくは円安に傾くまでスワップを払いながら耐え続けるつもりです。
どこかで損切は発生すると思いますが、それでも今すぐ3500万円を切るよりは傷が浅い、ハズ。
ユロ円が片付いたら、今度は「撤退のしやすさ」も重視した戦略を考えていきたいと思います。
まぁ、まずは子育てですけどね!
これまで以上に限られた時間で、安定した資産運用を目指して行こうと思います。
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